秋バテ?年中バテ?

「眠っても疲れがとれない」「やる気がしない」という症状を、「秋バテだから」とか「もう歳だから」とか「最近飲み会多かったし」とか、そんな理由で仕方ないと思ってしまっている方、よく見かけます。

私は医者ではないので診察や治療はできませんが、副腎について詳しくなったら上記のようなお疲れ体質の方々に良いアドバイスができるはず!!

そう思い、昨日は腎臓内科医のセミナーに参加しました。

副腎て何??
という方は、10月31日のブログをご覧くださいね。
http://chihirokumagai.dddblog.jp/archives/6901

実は腎臓と副腎はまったく別の臓器ですが、副腎についても研究されている腎臓内科の先生でしたので、副腎と腎臓の両方について、中身の濃~いお話をしてくださいました。

副腎は50種以上のホルモンを司る臓器で、その一つに「コルチゾール」というホルモンがあります。

このコルチゾールは覚醒作用があり、本来睡眠中は分泌量が少なく、朝が近づくにつれ増えていきます。
だから朝が来るとシャキッと目覚める…はず…なんです。

でもコルチゾール不足に陥ると、寝起きが悪くなり、日中も頭が働かず集中力が落ち、やる気もなく、カフェインがないと仕事ができなくなったりします。

これ、いわゆる秋バテの症状に似ていると思いませんか?

ではなぜ、コルチゾールが不足してしまうのでしょうか。

コルチゾールはストレスを受けた時に分泌が増えることから「ストレスホルモン」とも呼ばれています。

ストレスを受けると脳が副腎に「コルチゾールを分泌せよ」という指令を出し、それを受けて副腎はコルチゾールを分泌します。

でもストレスを受け続けると、脳から「コルチゾール!」「コルチゾール!」という指令が連発して、副腎が疲れてしまうんです。

では、もっとも気になる副腎疲労の治し方は…?

ストレスを減らせば良いわけですが、それができれば苦労はしないですよね。

先生が昨日強調されていたのが
「睡眠を良くすれば治ります!!」

皆さんは「成長ホルモン」て聞いたことがありますか?
アンチエイジングには必要不可欠なホルモンですよね。

この成長ホルモンの分泌量は、眠りの深さで決まります。

そしてこの成長ホルモンの主な役割に「各臓器(細胞)の活性化」があります。

つまり、ぐっすり眠る→睡眠ホルモンがたっぷり分泌される→臓器が元気になる
というわけです。

それに、睡眠が良くなるとイライラが減りクヨクヨしなくなるという、精神面での効果もあります。

ストレスも減りそうですね♪

睡眠「だけ」が悪い方は実は少なくて、体のどこか(臓器など)が悪いから睡眠が悪くなるケースが多いです。

そして睡眠が悪いから臓器がさらに悪くなる、負のスパイラルが生まれたりもします。

なので、睡眠についてアドバイスをするためには、トータルヘルスのコンサルティングをする必要があります。

学ぶことがたくさんありすぎてゴールなんて見えませんが、ひたすら頑張ります。

そして今夜は呼吸についてのワークショップを受講してきます。
呼吸が悪いと、睡眠も悪くなるんですよ。。。
しっかり学んできますね!

 

「寝たのに疲れがとれない」「午後眠くなる」

↑睡眠の「質」が下がっているのかも。

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